『ジョジョ・ラビット』
主演:ローマン・グリフィン・デイヴィス 監督:タイカ・ワイティティ 109min
『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督で評価が良いし、気になっていた作品。1回トライしたが席が1列目しか開いていなかったのでその日は断念。違う映画館で本日鑑賞。
2次世界大戦下のドイツを舞台なので重いかと思われるだろうが、上記監督なのでコメディ要素がある家族の物語になっています。
ヒトラーを空想上の友人に持つ10歳の少年ジョジョが中心に物語が進んでいき、家の隠し部屋にユダヤ人の少女エルサを発見した事こから、ジョジョの心の変化が・・・
お母さん役のブラック・ウイドウ=スカーレット・ヨハンソンがいい味出してます。この作品でアカデミー賞の助演女優賞、別の作品で主演女優賞にWノミネートされています。後、ドイツの将校を演じたサム・ロックェルもいいです。
また、監督自身が架空の友達ヒトラーを演じていて、『マイティ・ソー バトルロイヤル』でもコーグ演じてます。(演じる方も好きな方なんですね。)
でもジョジョを演じた子役が一番でしょう。悲しい出来事も起こり、この時の抱きしめるシーンは演出上でもいいシーンだと思います。靴紐がポイント。重く終わらないエンディングで良かった。佳作です。
リアリティーと言われるとドイツが舞台なのに全編、英語だし、ご都合主義な所もあるのでアカデミーの作品賞には届かないかなぁ。
この作品見て『パンズ・ラビリンス』という映画を思い出しました。こちらはのエンディングは重いです。