『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
主演:ダニエル・グレイク ラミ・マレック レア・セドゥ ラシャーナ・リンチ
ベン・ウィショー ナオミ・ハリス ジェフリー・ライト レイフ・ファインズ
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ 164min
他の映画と同等に公開延期となっていたが、ようやく公開された1作。今回でダニエル・グレイク版の007の最終章と製作中から言われた通りの作品となっている。
他の007映画と違い、ダニエル・グレイク版007は時間軸が『007/カジノ・ロワイヤル』から続いていて、キャラクター達も多くいるので、カジノ・ロワイヤルから見た方がいいが、今作単体でも見られるとは思う。せめて前作『007/スペクター』は見ておいた方がより楽しめるはず。ヒロインが前作から演じているレア・セドゥだからだがら。彼女の物語が中心進んでいるのもある。
3時間弱の上映時間だが、テンポ、アクションも多く飽きずに最後まで見せる。ストーリーはネタバレにもなるので書かないが、007ぽくないとは書いておく。メインクレジットの前の場面で、もしかしてを臭わせるが、そうなったかと後半納得。
シリアスに進んで行くストーリーだが、キューバのシーンでアナ・デ・アルマスが出るシーンは印象に残る。ここだけアクションコメディーでダニエル・グレイクとも息もあっている。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』で共演もあったからなのかもしれない。
印象的に007もミッション:インポッシブル寄りなシリアス路線になり敵も白黒で描かれる事もなくなっていますな。いつもこの手の映画見て疑問に思うのが、敵の組織の資金はどこから出てるのだろうと思ってしまう。今回の敵も大物ではないよね。
ま、ともかくアクションも申し分ないし劇場で見ることをお勧めする。自分はIMAXで鑑賞しました。