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映画・アニメ好きなり

『デンジャー・クロース 極限着弾 』

主演:トラヴィス・フィメル  ルーク・ブレイシー 監督:クリフ・ステンダーズ 119min

ベトナム戦争に参加したオーストラリア軍兵士の姿を描いた戦争映画。今まではアメリカ×ベトナムの構図が多かったが、この映画でオーストラリアもベトナム戦争に参加していた事を初めて知った。しかも実話、最後のテロップで本人写真と俳優が対比して映ります。(ほぼ20歳)Yahooのレビューは高評価の様子ですね。

ストーリーは、題名通りの事が起こります。そこまでの流れで人物紹介があるのですが、知った顔(俳優)がいないので坊主の少佐ぐらいしか把握できない状態。3小隊からなるD中隊のうち先行していた11小隊が戦闘に巻き込まれ、敵の圧倒的な人数に取り囲まれ自分たちごと砲撃要請を通達し後方の少佐が決断を下す。ここが正にタイトルかぁと思ったのですが、この後にセリフが出てきます。

自分は、もう1回は見ない映画ですね。下記が気になった点です。

・感情移入できるキャラクターがいない。慰問バンドの尺を人物紹介に当てれば良かったのに(『地獄の黙示録』意識したのか)

・見ていて緊迫感が感じられなかった。戦闘のシーンは凄いのだか…ベトナム兵士がゲームのような感覚で出現する。と思えばここで引くのか?と思った所もあった。

・救出に装甲車出発させた後、お偉いさん自分も行くから戻ってこい意味不明な命令をするところ。後のフォローもなし。

・少佐が上官の命令を無視する所で、この後、生き残っても軍事裁判じゃんと思ってしまった。

でも、実話の映画化です。上映館は少ないでしょうが、気になっている人は映画館でどうぞ。